TOP麻雀体験日記再販『神速の麻雀 堀内システム55』レビュー、DORA麻雀で実戦してみた
再販『神速の麻雀 堀内システム55』レビュー、DORA麻雀で実戦してみた
麻雀体験日記 北タロー
2020.12.04
どうも~、DORA麻雀トーナメント研究家の北タローです(゚∀゚)
早いもので2020年も残り1か月を切りました。
12月のDORA麻雀は、今年最後の高額賞金トーナメント『風神』『雷神』が控えています。
『風神』は無料参加でありながら、優勝賞金が$750。
『雷神』は参加費$30で、優勝賞金$1900。
このビッグチャンスを掴まない手はない!
勝つにはやはり、ヨンマの技術を磨く必要があります。
というわけで、また麻雀戦術書を買ってみました。
堀内正人『神速の麻雀 堀内システム55』
2015年に発売され、「現代麻雀のバイブル」と絶賛された名著ですが、すぐに絶版。
中古本はプレミアム価格が付き、入手困難でしたが、この度、令和版として再販されました。
「手順」「リーチ」「鳴き」「オリ」「祝儀」など、55の項目について詳しく考察されている一冊です。
例えば、手順について。
東場で西家なら、何を切りますか?
正解は、4から。
そこには確たるロジックがあります。
字牌は切る巡目が遅くなるほど、その間に他家が字牌を重ねる確率が上がります。
そのため、自分に不要で相手に有用な字牌は早めに処理したいところ。
切り順は、残り枚数が同じであれば、
オタ風(下家の風→対面の風→上家の風)→連風牌→三元牌→自風牌
がセオリー。
オタ風は重なっても役にならないので、一番先。
下家の風から切るのは、一番鳴かれたくない相手だから。鳴かれると、その後もチーされたりと打ちづらくなります。
逆に、上家が鳴いた場合は自分のツモ回数が増えるので、一番後回し。
よって、画像の場合、4→2→1→7→3の順。
自分の風は、自分で使えば役となり、他家に対しては安牌になるという攻守を兼ねた牌。場風や三元牌より先に切らないように注意。
こんな感じで、切る手順についての基本的考察から、変則的な局面での細かい考察まで色々書いてあります。
例えば、リーチについて。
このような、先制ピンフテンパイは、リーチかけるか問題。
昭和の時代は、ピンフのみはダマが主流でした。
が、ネット麻雀が誕生し、膨大な対局データが蓄積されるようになると、先制ピンフのみは、どの巡目でもリーチが有効だと導き出されました。
というか、両面待ち以上の「良形」かつ「先制」であれば、巡目を問わず全て即リーチが正解だそうです。
リーチしないのは、オーラスアガリトップや失点を避けたい時など。
こういう亜リャンメン形でも即リーチ。
タンヤオ、三色になるh引きを待たずに即リーチ。
特定の1牌を引く確率は3%なので、それを待つよりリーチで押さえつけてサッとアガる方が合理的という論理。
悪形カンチャンでも、ドラ1で先制ならgやh引きを待たずに即リーチ。
追っかけリーチの場合、悪形リーチのみの場合、巡目とのバランスなどで細かな違いはあります。
が、基本は先制ならリーチ最強。
他にも、リーチについて色々なパターンでの考察が書かれていて、非常に参考になりました。
サンマには適さないですが、猛者の多いDORA麻雀トーナメントを勝ち抜くには必読の書です。
というわけで、インプットしたら、アウトプットが大事。
今回は、5位まで賞金が出る『イースーチー杯』に挑戦してみました。
1回戦を無事に突破し、続く2回戦。
1人が大きく沈む展開でオーラスとなった。
トップまで3400点の3着目で北家。
3900点の手を作るにはどうするか。
ドラもないし、カンチャンだらけでピンフになるか怪しい・・・
悪形4シャテンで遅そう・・・
と思っているところに、いきなりfが鳴ける。
超強引なホンイツ?
1か6を絡めれば3900点もクリアできる。
でも、さすがにそれは遠すぎるか・・・
いや、だからこそ、逆に鳴く!!
どの道アガれそうもないなら、あえて茨の道を進んでみようという実験的チー。
果たしてこの無謀な賭けはどうなるのか・・・
大失敗。
3副露してもテンパイしないという無残な結果に・・・
2回戦敗退!!
赤牌無しルールで3900点作るのって、結構難しいですね。
だけど、5位入賞で、ギリギリ賞金をゲットできました!!
残念ながら今回はリーチ手は来なかったですが、切り順への意識は変わりました。
もっと読み込んで精進します。
12月の『風神』『雷神』、来年2月の『北タロー杯』でリベンジするために!
サンマでインフレするのも面白いけど、時には基本に立ち返って四人麻雀を噛み締めてみてはいかがでしょうか?
それではまた~(´ω`)ノ
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この記事を書いた人
北タロー
サンマ・北牌が大好きな北タロー(ペータロー)です。 縁あって『オンライン麻雀で貯金を増やす!』でプレイ日記を書くことになりました。 大学の麻雀サークル4年間の経験を思い出しながら、第二の麻雀人生を歩みたいと思います。今後ともよろしくお願いします!
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