オリる技術は、攻める技術よりも大事?
麻雀体験日記 北タロー
2020.12.18
どうも~、DORA麻雀トーナメント研究家の北タローです(゚∀゚)
先日、有料トーナメント『イースーチー杯』にて、久々に決勝卓まで残ることが出来ました。
賞金は分配方式のため、この時点でインマネ確定。
あとは、できるだけ上位を目指す闘いとなりました。
■東1局 東家
7がトイツの2シャンテン。
この配牌が、ものの3巡で面前テンパイしました。
,、iと連続で鬼引き。
リーチをしたところ、なんと1発で7をロン!
いきなりの親マン炸裂。
これは余裕で優勝か?と頬がゆるむ。
が、そうは問屋が卸さない・・・
■東3局 西家
東2局で3900点をアガった対面。
その勢いのまま親番を迎え、早速ダブ1を鳴いた。
点差も近いし、この親にだけは振り込んではいけない。
しかし、vで振り込んでしまう。
2フーロとは言え、まさか5巡目でテンパイが入っていようとは・・・
点数は5800点で、逆転される。
オーラスは軽い手で、サッと逃げ切られてしまった。
2位確定。賞金額『$142.8』
1位『$238』との差額は『$95.2』
東3局の振り込み1回で、ほぼ1万円の差ができてしまう現実。
あの場面で、親テンパイを警戒してオリを選択すべきだったのか?
調べてみたところ、とある分析データを発見しました!
今回のケース、5巡目2フーロは、テンパイ率約40%。
テンパイしてない確率の方が高い。
仮にオリるにしても、.以外安牌がない。
それなら、自分も1シャテンだし、アガリに向かうのが常道。
というわけで、これは避けられない振り込みだったと、自分を納得させました。
と、せっかくなので、この振り込みを契機に、もう一度、オリについて基本から勉強し直してみました。
麻雀は4人でプレイするため、単純計算4回に1回しかアガれないゲームです。
4分の3はアガれないのであれば、オリる時は丁寧にオリて、失点を少なくするのが大切です。
例えば、こんな感じの南家からのリーチ。
アガれる手牌ではないからベタオリ、しかし現物がない。
さて、何を切るか?
手拍子に4を切りそうになる。
が、ここは3トイツ落としからがベター。
4より1枚多く見えている分、瞬間的な放銃率が下がる。
どうせオリる手牌なら、少しでも放銃率を下げるために切り順を徹底したい。
また、現物も字牌も無いときに頼るのが、スジですね。
一口にスジと言っても、それぞれ安全度が異なります。
例えば、このような対面からのリーチに対して現物がない。
bのスジである,か、quの中スジであるrか、どちらを切るか?
どちらでも良さそうですが、実はrの方がやや安全です。
スジは、37が圧倒的に放銃率が高く、次いで、28、456、19という統計が出ています。
【現物・完全安牌以外の安全度】
安全度 | 牌種 |
---|---|
A | 2枚見えの字牌 |
B | スジ19、1枚見えの字牌、ノーチャンス |
C | 生牌の字牌、中スジ456 |
D | スジ28 |
E | スジ37 |
F | 自分アンコ持ちのワンチャンス |
G | 無スジ19、無スジ28、無スジ37、片無スジ456 |
H | 両無スジ456 |
リーチ宣言牌のスジにも注意が必要です。
wとsは、どちらも5のスジですが、安全度が全然違います。
この場合、wの方が危険です。
tを最後まで引っ張ったのは、例えば、qetのリャンカン形が残ってて、最終的にカンw待ちになっている可能性があります。
対して、sはどうか。
1巡目でaを切っているのがミソ。
待ちにsが絡む形、例えば、adgやassがあるなら、いきなりaは切らないはず。
よって、wよりもsを切り出していきたい。
リーチ宣言牌のスジは、危険度が高くなりがちと覚えておきたい。
DORA麻雀の打ち手達は、リアルマネーを賭けているだけあって、レベルが高い!
雀魂ユーザーとは違うのだよ、雀魂とは。
こういう細かい一打一打が勝敗の分け目だったりします。
日々、麻雀理論をインプットして、実戦でアウトプットすることで、貯金もザクザク増えるってモンですね。
攻めて守って、効率よく副収入をゲットしましょう!
それではまた~(´ω`)ノ
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この記事を書いた人
北タロー
サンマ・北牌が大好きな北タロー(ペータロー)です。 縁あって『オンライン麻雀で貯金を増やす!』でプレイ日記を書くことになりました。 大学の麻雀サークル4年間の経験を思い出しながら、第二の麻雀人生を歩みたいと思います。今後ともよろしくお願いします!
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