実戦で役立つ! 捨て牌読みのセオリー5選
麻雀体験日記 北タロー
2021.01.21
どうも~、DORA麻雀トーナメント研究家の北タローです(゚∀゚)
2021年初の大型トーナメント『北タロー杯』まで、残り一か月を切りました。
賞金総額$4000とあれば、できるだけ多くの賞金を持って帰りたいところ。
そのためにも、雀力アップは欠かせません。
牌効率を学び、最速テンパイを目指す攻撃力を養う。
と同時に、振り込みを避けるために防御力も向上させなければなりません。
麻雀は4人で行うゲーム。
単純計算で、4回中3回はアガれないわけで、失点を減らすことはかなり重要です。
というわけで、今回は、覚えておきたい捨て牌読み5選をまとめてみました。
特に、敵からリーチが入ったのに、現物、字牌、スジ、壁などに頼れないとき、どのように立ち回るかをご紹介。
初心者はもちろん、中級者以上も基本に立ち返って確認してみてください。
1.序盤で切られた牌の外側は比較的安全
敵リーチに対して、安牌がない。
こんな時は、序盤に切られたdに注目したい。
相手がsddやddfを持っていたとして、dを先切りすることは稀。
基本的に、序盤は手広く構えて、受け入れ枚数を増やそうと考えるから。
もちろん、その論理を逆手にとって、ロン牌をおびき出すために「迷彩」として先切りするパターンもある。昭和の時代には戦術としてよく使われたらしい。
けれど、現代の麻雀研究では、悪手とされている。
テンパイ速度が遅くなるし、罠を張った部分が都合よく待ちになるとは限らないから。
なので、この場合、asは現物でもスジでもないけれど、比較的通りやすいと考えられる。
とは言え、当然100%ではないので、困った時の次善策として活用するくらいが丁度良い。
2.リーチ前に5が切られている場合、14、69は危ない
いわゆる裏スジというやつ。
tに対する裏がrとyで、そのスジのqrとyoが裏スジ。
もし、相手の手牌にwetとあったらweのリャンメンターツがあるためtは不要。
同様に、tuiとあったら、tは不要。
本来利用価値の高いはずのtが早めに切り出されているなら、qrやyoは要注意という理屈。
よって、画像のような場面では、端牌であるqoよりもkが比較的安全となる。
lが4枚切れているから、jl待ちの可能性は無い。
jは3枚切れていて、いわゆるワンチャンス。hjは1セットしか残っていない。
対して、weやuiは、まだ1枚も見えていないため、4セット分残っている。
k切りに比べて、qやo切りは、危険度が単純に4倍もある。
もちろんkで当たることもあるが、それは瞬間的な話で、当たる確率の低い牌を選択し続けることが、長期的な勝率の上昇につながる。
3.間4ケンには要警戒
間4ケンとは、捨て牌のeとiのように、間が4つ離れていること。
eの裏スジがruで、iの裏スジもru
ダブルで裏スジになるため、間4ケンが出来ている場合、ruは危険という理論。
無論、100%当たるわけではないけれど、特に警戒したいシグナル。
4.リーチ宣言牌が安全牌(特に字牌)の場合は良形待ちが多い
リーチ宣言牌は、テンパイまで引っ張った牌であり、そこには重要な意味合いがある。
例えば、手牌に愚形ターツが残っていると、安全牌を持つ余裕がなくなる。
こんな愚形イーシャンテンの場合、何を切るか?
ettの形を崩すと、受け入れ枚数が減ってしまう。
eを切ればr4枚をフォローできなくなり、tを切ればt2枚k2枚に対応できない。
よって、愚形が残っている場合、安全牌を抱えるとテンパイ速度が下がるため、4が先に切り出されることが多い。
逆に、未完成ターツが、リャンメン&リャンメンの良形であれば、安全牌を1枚持っていられる。
ということは、安全牌を切ってリーチ宣言が来た場合は、待ちは良形の確率が高いと推測できる。
つまり、スジの信頼性が高くなる。
5.赤5切りリーチに裏スジは危険
例えば、手牌にwetやtuiとある場合、tを持っている意味はなく、基本的には早めに処理されることが多い。
ただし、赤5の場合は真逆。
wetやtuiとあれば、tを使い切るために最後まで残すことが多い。
なので、Tリーチが来た場合は、qryoは、最も警戒しなくてはいけない危険牌となる。
てなわけで、攻撃力も防御力を高めて、今年も貯金を増やしていきましょう!
それではまた~(´ω`)ノ
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この記事を書いた人
北タロー
サンマ・北牌が大好きな北タロー(ペータロー)です。 縁あって『オンライン麻雀で貯金を増やす!』でプレイ日記を書くことになりました。 大学の麻雀サークル4年間の経験を思い出しながら、第二の麻雀人生を歩みたいと思います。今後ともよろしくお願いします!
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