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DORA麻雀でプレイされている卓の7~8割が三麻の東風戦です。

ボクシングの世界には左を制する者は世界を制すという格言があります。それと同じように、三麻を制する者はDORA麻雀を制すと言っても過言ではありません。

三麻の進行はテンポが良く、大物手が簡単に入るので中毒性が高いです。

四麻とのゲーム性の違いをよく理解し、効率の良く稼ぎましょう。

1. 北の取り扱い

四麻では存在感の薄い北ですが、三麻においては最も重要な牌となります。

北をどのように活用するかで勝負の行方は大きく変わってきます。

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まず基本中の基本として、北はドラ扱いになります。

北をツモってくると、「北抜き」というウィンドウが表示されます。

押すと、手牌から外れて1飜アップ。

抜いて不足した分を、王牌からツモって補充します。

このとき、持ってきた牌であがりなら嶺上開花の1飜もつきます。

また、抜くと、相手の「一発」「ダブリー」「地和」などを消す効果もあります。

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抜かずに、面子として手牌の中で使うこともできます。

刻子として使えば、役牌扱いで1飜つきます。(鳴いてもOK)

ただし、抜いていないので、ドラ扱いにはなりません。

役牌扱いなのですが、それでいて、ピンフの頭にも使える優れものです。

なので、北があるからといって、すぐに抜く必要はありません。

抜いて使うのか、手牌として使うのか考慮しつつ、時が満ちてから抜くのも戦略の一つです。ただし、抜けるタイミングは、自分がツモった後のみです。他家から鳴いた直後は抜けません。

ベタオリするなら、安パイとして捨ててしまうのも有りです。

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北抜きを逆手に取り、このような、北待ちにする奇襲戦略も面白いです。

誰しも、北をツモれば、基本的には抜いて使います。

その北抜きに対して、ロンできます。いわゆる槍槓(チャンカン)の扱いで1飜がつく上、相手に精神的ダメージを与えられます。

ただし、北を抱えながら打つことは手牌を12枚に狭めます。牌効率が下がってしまうため、あくまで奇襲だという認識を忘れないでください。

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ちなみに、北を4枚持ってきた場合、暗槓するのはあまり得策ではありません。

1枚だけ抜き、刻子+ドラにすれば、2翻になります。

あるいは、手の進行は遅れますが、4枚抜いて打点を高め、他家にプレッシャーかけるのも有効です。

2.ツモ損

プレイヤーが1人少ない三麻は、ツモあがると1人分の得点がもらえません。

ロンの得点は四麻と変わりません。

【満貫】

親 4000点オールは、12000点→8000点

子 2000点4000点は、 8000点→6000点

【跳満】

親 6000点オールは、18000点→12000点

子 3000点6000点は、12000点→ 9000点

【倍満】

親 8000点オールは、24000点→16000点

子 4000点8000点は、16000点→12000点

【三倍満】

親 12000点オールは、36000点→24000点

子 6000点12000点は、24000点→18000点

【役満】

親 16000点オールは、48000点→32000点

子 8000点16000点は、32000点→24000点

ツモの得点力が、親なら3分の2、子なら4分の3に減ってしまいます。

特に親の得点力の減退は顕著で、親満ロンと親跳ツモの得点が同じなのです。

親跳ロンと親倍ツモに至っては、前者の方が2000点も高いという逆転現象が起きてしまいます。

親番満貫手以上のリーチは、打点が上がるメリットよりも、ロン牌が出にくくなるデメリットの方が大きくなります。

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例えばタンヤオドラ3のような4飜の手は、リーチしてツモ跳満にしても、満貫ロンあがりにしても得点は変わりません。だったら、出あがりしやすいダマを選択する方が効率が良いでしょう。

子のツモ損については、支払い相手に親が含まれている分、減少率は低いです。

満貫ロン、跳満ツモであれば、かろうじて跳満の方が1000点だけ高いです。

しかし、子跳ロン、子倍ツモはどちらも同じ12000点です。跳満以上の手をリーチするのは、やはり効率が悪いと言えます。

ダマで役がある場合、親は満貫以上、子は跳満以上のときはリーチを控えて出あがり重視することも考慮してください。

3.積み棒

プレイヤーが1人少ないため、積み棒も100点減ります。1本場は300点ではなく、200点となっています。たったの100点ですが、オーラス逆転条件を考えるとき、この100点の計算違いをしないように気を付けましょう。

4.タイムラグ

四麻のタイムラグは、「チー(順子系)」or「ポンカン(トイツ系)」ができるときに発生するため、読みの材料としては精度にやや難があります。

しかし三麻では「チー」ができないため、「ポン」「カン」だけです。どちらにせよトイツ系です。自分にその牌のトイツ・刻子がなければ、必然的に残り1人に固めて持たれているわけです。三麻のタイムラグは、明確な情報が炙り出されてしまいます。

例えば、同じプレイヤーが、何度もラグるのに鳴いてこないのであれば、チートイ、トイトイの天秤かな? というような推察ができたりします。

他には、ターツ選択の際にも役立ちます。

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こんな手牌の場合、ペンチャンを落としていきますが、どちらを選択するか悩むところです。有効牌の残り枚数が同じなら、確率は変わりません。このとき仮に、何巡か前にpai-sou-03でタイムラグが起きていたという情報があれば、迷わずpai-sou-02pai-sou-01を嫌っていくでしょう。

このように、タイムラグを活用すれば、他家の手牌を読めるばかりでなく、自分の牌効率アップにもつながります。

他家に情報を与えないためにも、三麻では特に、鳴かない設定をこまめにON・OFFするよう心がけてください。

5.字牌

三麻はpai-man-02pai-man-08を使用しないため、必然的に字牌の割合が増え、重要性が増します。

四麻 34種136牌 字牌率34分の7 約20%

三麻 27種108牌 字牌率27分の7 約25%

三麻ではチーができないため、ポンで1飜を確保できる役牌の利用価値が高まります。

出現率の上がるホンイツを目指すときにも活躍します。

抜きドラや赤があるため、打点は自然と上がっていくものです。そこにスピードを加えるには字牌をうまく使うことが求められます。

そうなると当然、切り順にも影響が出てきます。ターツが足りていれば、孤立牌の一、九よりも、役牌の方が利用価値高いです。

この事情は他家も同じなのです。テンパイ形に字牌が混入する率が上がります。つまり、字牌が通らない確率も上がり、四麻のときほど安パイではなくなることに注意してください。

6.ホンイツ

字牌率が高く、数牌が2色しかない三麻は、必然的にホンイツの出現率が爆増します。

たとえバカホンであっても北ドラ2枚で満貫に化けるし、ドラ色に染めれば圧倒的破壊力を持ちます。ホンイツの使い方が一つのキーになってくるのは間違いありません。

少し色が偏っていれば、積極的にホンイツを狙いたくなるでしょう。だからといって、何でもかんでも染めてしまうのでは少々乱暴です。

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このように、鳴きやすい字牌や端牌がトイツであれば、赤含みの筒子を切って鳴きホンイツ一直線を構想しまが、

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このように手牌が分断されている場合は、ロスのないpai-sou-09を切り、ホンイツはあきらめた方がいいかもしれません。

7.打ち回し

三麻も、四麻と同じく「オカ」がありません。

2位にはウマもありません。持ち点で収支が微増か微減になります。

基本的にはウマの取り合いなので、トップを取るよりも、ラスをいかに回避していくかが重要です。

勝つよりも負けない打ち方を長く続けることが、結果として勝ちにつながります。

そこで最重要になってくるのが、他家からリーチが入ったときの押し引きです。

ノーテンからは、基本的にはオリましょう。

たとえツモられたとしも、ツモ損ルールであるため、点差は大きく開きません。放銃してしまうと自分だけが大きく沈むことになり、ラス濃厚になってしまいます。

テンパイからの勝負は打点との兼ね合いになりますが、親相手であればなるべく勝負しない方が賢明です。満貫をツモっても6000点にしかなりませんが、親リーチに放銃すると12000点以上は覚悟しなければなりません。

子リーチに対しては、自分が親番であれば多少危険でも戦う価値はあります。形がよかったり、打点が高いようであれば、イーシャンテンでも全ツッパで良いでしょう。子番であれば、イーシャンテンは全ツッパせず、回りつつ、追いついたときだけ戦いましょう。

三麻は有効牌を引き入れる率が高く、スピード展開になります。

1~6巡目には誰かがテンパイをし、7~12巡目には2人以上のテンパイが入って勝負がつくことが多いです。

ダマテンへのケアはなかなか難しいものがありますが、特に中盤以降であれば、複数枚の北を抜いている者、染め手気配の者、中張牌を手出しし始めた者には細心の注意を払いましょう。

終盤以降までもつれるようであれば、確実に全員テンパイしていると考えましょう。字牌の生牌や、無スジの危険性は相当高いです。

三麻のスジは次の12種類。

pai-sou-01pai-sou-04  pai-sou-02pai-sou-05  pai-sou-03pai-sou-06  pai-sou-04pai-sou-07  pai-sou-05pai-sou-08  pai-sou-06pai-sou-09

pai-pin-01pai-pin-04  pai-pin-02pai-pin-05  pai-pin-03pai-pin-06  pai-pin-04pai-pin-07  pai-pin-05pai-pin-08  pai-pin-06pai-pin-09

数牌が何も通っていないリャンメン待ちには、最低でも12分の1(約8%)の確率で当たります。実戦では数牌もいくつか切られているはずなので、その他の無スジを通すのは、さらに確率が上がります。特に456は、2種類の無スジにかかっているため、最危険牌になると言えます。

三麻のノーテン罰符は、最大2000点で済みます。打点の平均値が高いことを考えると、これはほとんど無視していい点数です。ラス目の親番であれば連荘を狙いますが、子番であれば、たとえリーチが入っていなくとも、終盤ではオリを検討してください。

DORA麻雀でプレイされている卓の7~8割が三麻の東風戦です。

ボクシングの世界には左を制する者は世界を制すという格言があります。それと同じように、三麻を制する者はDORA麻雀を制すと言っても過言ではありません。

三麻の進行はテンポが良く、大物手が簡単に入るので中毒性が高いです。

四麻とのゲーム性の違いをよく理解し、効率の良く稼ぎましょう。

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